口腔内のアレルギー反応と喉の腫れ

なにか食べて、口の周りがイガイガしたり喉の奥が腫れたことがある人は、口腔アレルギー症候群かもしれません。花粉症を持っている人に多く現れる症状で、花粉症の原因となる花粉と似たたんぱく質を持っているものを食べることで、身体がアレルギーの原因物質が入ってきた、と勘違いすることでアレルギー反応が出て、口や喉にアレルギーの症状が現れるものです。ほとんどの場合は症状が出る場所が口や喉の周りという限定的なのが特徴です。花粉症の原因となる花粉によって「これを食べると口腔アレルギー症候群が発症する」という食べ物がわかっています。ほとんどが野菜とフルーツのため、自分の花粉症の原因となっている花粉がわかっているときには、口腔アレルギー症候群を発症する危険性のある果物や野菜を避けるようにしましょう。りんごやキウイ・モモ・メロンなどのフルーツや、セロリ、キュウリ、カボチャ、トマトなどの野菜類が特にアレルギー症状を引き起こしやすいと言われています。他の野菜やフルーツも同様の症状を起こす可能性はあります。
症状が軽いからと食べ続けていると、喉の奥が腫れて呼吸困難を起こしたり、ショック状態になってしまうこともあるアナフィラキシーショックを起こしてしまう危険性もあるためです。アナフィラキシーショックは最悪の場合には死を招く危険性もあり、年間50人~70人の人が亡くなっているという現状もあります。日本人の5人に1人が花粉症だと言われていますが、花粉症の人の10~20人に1人が口腔アレルギー症候群だと言われています。対策としては「そのフルーツや野菜を食べないこと」だと言われているため、「自分は大丈夫」と、軽視しないことが重要です。